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ユネスコ無形文化遺産【風流踊】
チャッキラコとは、毎年1月15日の小正月に三浦市三崎の仲崎・花暮地区や海南神社で行われる豊漁・豊作や商売繁盛などを祈願する踊りで、女性だけで行われてきた民俗芸能の一つです。
その起源は江戸時代まで遡り、『三崎志』(宝暦6年(1756)刊行)の年中行事の項に「〇初瀬踊 一名日ヤリ 十五日女児集リ踊ル」とあることから約250年前から伝承されてきたことが伺えます。
また、踊りには2つの伝説が伝えられています。1つは、海南神社の祭神藤原資盈の奥方盈渡姫が、庶民の娘に教えたというもの。もう1つは、源頼朝が三崎来遊の際、磯取りしていた親子に舞を所望し、母親が唄い、娘が舞ったというものです。現在でも、下を向き、真顔で踊っていますが、これは当時庶民が殿様(源頼朝)の前で踊るときに、顔をあげて笑顔で踊ることができなかったことから由来していると言われています。古代・中世まで遡るかは不明ですが、少なくとも江戸時代中期までは文献で確認されています。
チャッキラコは、大人の女性10人程が唄い、5歳程~12歳までの少女20人程が踊ります。少女は赤色の晴れ着、大人の女性は、黒色の着物に羽織姿で、舞扇とチャッキラコ(写真右下、綾竹)を演目に応じて使い分け、楽器類は伴わず、素唄と囃し言葉だけの素朴な唄と踊りです。踊りには、「ハツイセ」、「チャッキラコ」、「二本踊り」、「よささ節」、「鎌倉節」、「お伊勢参り」の6種類があります。
当日、午前10時頃本宮の祠前で踊りを奉納、午前10時30分頃海南神社境内の社殿前で踊りを奉納します。午後からは仲崎竜神様と花暮竜宮様の祠前で踊りを奉納し、旧家や老舗商店等を祝福して回ります。
現在、「ちゃっきらこ保存会」(昭和39年結成)により継承され、三浦の伝統文化として少女達が受け継いでいます。
(三浦市公式サイトより)毎年1月15日 -
「三浦海岸納涼まつり花火大会」は、毎年8月上旬に開かれている三浦半島の夏の風物詩です。
会場の三浦海岸は、京浜急行三浦海岸駅から徒歩5分という好立地です。
広い砂浜に座ってゆっくり花火を見上げる解放感いっぱいのスタイルです。
台船を使って打ち上げられる「水中孔雀」の愛称を持つ水中花火は見ものです。色とりどりの光が海面を鮮やかに彩ります。
~2024年の花火大会は「女神のカフェテラス」とオープニングアクトコラボ~
アニメ「女神のカフェテラス」劇中歌とともに花火が打ちあがります!
※例年8月上旬2024年8月7日(水)※荒天中止 -
河津桜と菜の花の競演!三浦に一足早い春の訪れを告げる風物詩2月上旬から3月上旬頃にかけて、三浦海岸駅から小松ヶ池公園までの線路沿いで「三浦海岸桜まつり」が開催されます。線路沿い約1kmには、約1,000本の河津桜が植えられています。河津桜は開花時期が早く、花が大きくピンク色なのが特徴。同時に菜の花も咲き並び、色とりどりの景色を楽しむことができます。駅前のテント村では新鮮な野菜等の地元特産品も販売され、毎年大勢の観光客でにぎわいます。