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<相模湖・相模川流域エリア>「相模原ワイン」×「高座豚手造りハム」

<相模湖・相模川流域エリア>「相模原ワイン」×「高座豚手造りハム」

神奈川の各エリアの美味しいお酒とメシ、アテを探しにいきませんか。海、川、山の多彩な自然、歴史・文化が多様な神奈川には、作り手のこだわりが伝わるお酒、素材の味を活かした美味しいつまみがいっぱい。自分だけの最高の組み合わせが、きっと見つかります。
相模湖・相模川流域エリアは、東京・山梨に隣接し、相模湖・相模川の豊かな水、緑があふれるエリア。今回取り上げるのは、幻の豚といわれた「高座豚」のハム・ソーセージと、2021年に『さがみはらのめぐみワイン特区』(※)に認定された相模原市の「Kentoku Winery(ケントクワイナリー)」です。

※ワイン特区…地域の特産物を原料とする場合には果実酒やリキュールの最低製造数量基準が引き下げられ、製造量が少なくてもワインの製造免許が得られる制度

神奈川にワイン文化を!相模原を中心に!

Kentoku Winery(ケントクワイナリー)は、市内に4か所の農園を持ち、16~17種類のぶどうを栽培。相模原で育ったぶどうのみで「相模原ワイン」を造りあげています。
雨が少なく寒暖差が激しい山梨と違い、神奈川は多雨多湿で、ぶどう栽培には向かない土地。その分、手間と愛情を注いで丁寧に育てられています。
「相模原の風土は、軽めのフレッシュと言われるワイン造りに向いています。お酒があまり強くない方にも、楽しんでいただける飲みやすいワインです」と事業統括担当の森山さん。
ワイナリーの母体は建築廃材のリサイクルを手掛ける大森産業。地域活性化のため地元の名産品を作りたいという想いから2014年、農業法人を設立し、2023年から自社で栽培・醸造まで行う一貫体制を確立。相模原のいちごを使った「いちごワイン」を造るなど、常に新しいチャレンジを続けています。

●ワイナリーからのメッセージ…事業責任者 森山 錬一さん
「私たちは異業種からの参入ですので、既成概念に縛られないのが強み。赤ワイン用のぶどうで白ワインにしたり、発砲酒にしたりと、育てたぶどうがいちばん美味しくなるワインを作ることを常に考え、造り続けています。2名で作っている小さなワイナリーで出荷数が少ないので、見かけたら、ぜひ手に取って味わっていただけると嬉しいです」

幻の豚・高座豚のおいしさ、造り手の想いを多くの人へ。

かながわの名産100選にも選定されている高座豚は、肉質の良さから全国的なブランドでしたが、飼育の難しさや輸入肉の増加もあり1950年代にほぼ全滅、幻の豚と呼ばれていました。1980年代から8名の養豚家が、地域に根差した新しい都市型畜産業をつくりたいと取り組み、20年かけて新・高座豚として復活させました。
高座豚手造りハムは、その養豚家たちが、飼育、製造、販売まで一貫体制をとり、農場から出荷後4日目にはハム・ソーセージに加工され店頭に並ぶというスピード。店頭には、高座豚の特徴である上質な脂肪、きめ細かくやわらかでジューシーな肉質を味わえるハム、ソーセージ、精肉、メンチカツなどのお惣菜がズラリと並び、食欲をそそられます。
本場のドイツで製法を学び、その品質の高さは、1887年から続くドイツの権威ある「DLGコンテスト」で数々の賞を受賞し、2024年は11出品中10品が金メダル、1品が銀メダルと高く評価されています。

●店舗からのメッセージ…相模原店・店長兼外販部部長 木間塚 靖規さん
私たちは今後も「高座豚」という素材を大事にし、味で勝負していく方針です。添加物フリーの「ナチュラルシリーズ」など、私たちの強みを活かした新しい商品の開発にも力を入れ、多くのお客様に美味しい高座豚をお届けしたい。お客様との対話を通じて、私たちの想いや商品の背景をお伝えしたいと考えていますので、ぜひ一度、店舗にお越しください。

高座豚の上質な肉の旨味に、フレッシュなワインが寄り添う

高座豚手造りハム「生ハム」×ケントクワイナリー赤「シラー」
添加物は一切使わず、素材と沖縄海水塩のみで18ヶ月以上熟成させたスモーキーな味わいの生ハムには、スパイシーで、少し酸味が感じられる「シラー」を。凝縮された旨味とフレッシュなワインがベストマッチです。

高座豚手造りハム「パテドカンパーニュ」×ケントクワイナリー発泡酒「TSUNAGU」
リンゴのような美しい色合いの発泡酒「TSUNAGU」は、キンキンに冷やすと、よりフルーティさが引き立ちます。パテは香辛料のバランスが絶妙で、パテやワインが得意ではない方も、ぜひチャレンジしてほしい組み合わせです。

高座豚手造りハム「ロースハム」×ケントクワイナリー白「シャルドネ」
上質な脂の旨味が味わえるロースハムは、塩味も絶妙。相模原で育ったシャルドネの酸味と果実香が高座豚に良く合います。好き嫌いが少なく、みんなで楽しめる組み合わせ。

「ワイン」と「ハム」が味わえる店

  • 高座豚手造りハム・相模原店
    ●電話 042-750-8641
    ●住所 〒252-0229相模原市中央区弥栄1-2-18
    ●営業時間 10時30分~18時30分(揚物受付終了は電話18時/店頭18時)
    ●定休日 第3月曜日/年末年始(祝日及び繁忙期は全日営業)駐車場あり
  • Kentoku Winery
    ●電話:046-245-0808
    ●住所:〒252-0021  神奈川県相模原市中央区高根1-2-17 
    ●営業時間:オンラインショップでの販売、相模原市、横浜市に取扱店舗あり

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Column

グルめぐり、かながわ。
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