エディブルフラワーを楽しもう!

エディブルフラワーを楽しもう!

英語の「edible(食べられる)」と「flower(花)」を組み合わせた「エディブルフラワー」は、その名の通り食べられる花のこと。神奈川県内にはエディブルフラワーを栽培している生産者や、エディブルフラワーを実際に食べられる飲食店、購入できる店舗があり、生活に彩りを与えてくれています。花を見にお出かけしたら、エディブルフラワーを使ったメニューを味わって、目でも舌でも花を堪能しましょう。

エディブルフラワーとは?

「食べられる花」を意味する食用花で、毒性がなく、無農薬または低農薬で安全に栽培された花のことを言います。昔は「食べられる花」というと菊や菜の花がメインでしたが、現在は種類も多く、カラフル。サラダやドリンクなど料理の彩りとして添えられていたり、ケーキに使用されたり、目にする機会も増えてきました。見た目が華やかになるだけでなく、花の種類によって味も異なり、料理のアクセントにもなっています。

神奈川県内のエディブルフラワー生産者

  • 加藤京子さん(真ん中)と共に働く2人の娘さん

■加藤花園(伊勢原市)

伊勢原駅から少し離れた場所にある「加藤花園」では、1981年の創業から鉢花を生産しており、30年ほど前からエディブルフラワーとしての出荷も本格的に始めました。栽培当初は参考文献もほとんどなく、土づくりから手探りで始め、5年くらいは失敗の連続。それでも試行錯誤を繰り返し、現在では年間通して約30種類のエディブルフラワーを栽培しています。
花にストレスをかけないためにも“自然にまかせた育成”を軸としていて、温室だけでなく屋外でも栽培された加藤花園のエディブルフラワーは味が濃いのが特徴。虫が嫌がるライトや昔ながらのハエ取り紙、ハーブや漢方などを駆使して虫よけを行うなど、口にするものだからこそ、安全性には最大限気を配っています。土はもちろん、水や肥料にいたるまで細かく気づかう姿と「エディブルフラワーの栽培は目配り、気配り、心配り」の言葉から、花への愛情がひしひしと伝わってきました。
加藤花園のエディブルフラワーは、県内の直売所やオンラインでも購入が可能です。
  • 自然にまかせた栽培
    屋外でさまざまな種類のエディブルフラワーを栽培。自然環境の中で育つと花の味も濃くなるそうです。
  • 講師としても活躍
    加藤京子さんはエディブルフラワーのコーディネーターの資格をもち、ブームで終わらせたくないと講師としても活躍されています。
  • 日常の中に取り入れてほしい
    特別な日だけでなく日常的に楽しんでほしいとの思いから低価格で提供しています。

■Kiranah Farm(川崎市)

川崎で代々続く農家の20代目である森彰人さんがエディブルフラワーの栽培を始めたのは2024年9月。もともと面白いことや人を楽しませることが好きで、「エディブルフラワーが添えられた料理は彩りだけでなく会話を生み、人々の笑顔をつくる」と、エディブルフラワーがもつエンタメ性が合致したことも栽培を始めた理由の一つでした。
現在は、温度、湿度、二酸化炭素濃度などが制御されているクリーンルームでエディブルフラワーとハーブを栽培しています。経験値で行う農業とは異なり、マニュアル化されたクリーンルームでの栽培は、天候や気温に左右されず周年で栽培でき、旬は関係なく安定供給することが可能です。また、完全無農薬で鮮度を保ったまま出荷できるので、通常よりも日持ちが良く、えぐみが少ないのだそう。
現在はホテルや結婚式場などに出荷するのみ。今後は川崎でエディブルフラワーを栽培していることを広めて認知度を上げ、一般販売を行うことを目標にしています。
  • 日持ちするのが特徴
    鮮やかな色を保ち、露路や温室栽培のものより長持ちします(管理方法によっても異なります)。
  • 無農薬栽培
    現在はビオラとアリッサムを栽培。無農薬なので洗わずに食べられます。
  • 自らエディブルフラワーを楽しむ
    パティシエの妹さんが作った、エディブルフラワーを使ったケーキ。

エディブルフラワーが食べられるお店

■きんじろうカフェ&グリル(小田原市)

地域食材を使った料理やスイーツが人気のレストラン。
14:00から注文できる「午後のドレスアップ ケーキセット」は、ショーケースから選んだ好きなケーキをエディブルフラワーやカットフルーツでかわいらしくデコレーションして提供してくれます。ランチタイムで提供される小田原漁港で水揚げされたアジや地場野菜を使用した「きんじろうドン」も人気。
店舗前には路面電車「モハ202号」が展示され、懐かしさとフォトジェニックな雰囲気が魅力です。

【住所】小田原市南町2-1-60
【電話番号】0465-23-2881

■DRESSY CAFE KAMAKURA(鎌倉市)

ウェディングドレスと花と紅茶が楽しめる体験型のカフェ。“一度きりの人生だから、一度は魔法にかけられて”をコンセプトに、ドレスや花に囲まれた空間で夢のようなティータイムが過ごせます。
クロッフルやアサイーボウル、各種ドリンクに色とりどりのエディブルフラワーが添えられ、思わず写真に撮りたくなるかわいらしさ。独自のオリジナルブレンドで鮮やかなカラーが目をひくノンカフェインのフラワーティーもおすすめです。

【住所】鎌倉市由比ガ浜2-3-2 りんどう鎌倉 2F
【電話番号】0467-81-4587

■花Lab.Nocturne 横浜元町店​(横浜市)

横浜元町に佇む花Lab.Nocturneは、花とカフェダイニングが織りなすアトリエ。花や緑を感じるカフェでゆっくりランチやティータイムを楽しめます。
エディブルフラワーを使った美しいメニューが人気で、一晩じっくり卵液に漬け込んだフレンチトーストやふわふわ卵のオムハヤシなど、本格的なメニューにエディブルフラワーが彩りをプラスしています。
1階では花に関するワークショップを定期的に開催。花を見て、触って、味わって、さまざまなアプローチで花を楽しめます。

【住所】横浜市中区元町2-93 ZALETTA元町Ⅱ
【電話番号】045-225-8233

■ICONIC STAGE東白楽本店(横浜市)

完全予約制のプライベートカフェ。自社ビル内で水耕栽培された数十種類のエディブルフラワー、ハーブ、葉野菜を使った華やかな料理が味わえます。
出張料理人の第一人者であるマカロン由香さんがプロデュース・考案したオリジナルメニューは、素材の美しさや味をより一層高めていて、他にはない魅力的な一皿に。五感すべてで楽しめる料理やスイーツが特別な時間を演出してくれます。
1階のパティスリーではエディブルフラワーを使ったキューブケーキをはじめとするスイーツが購入可能。見た目も華やかで手土産にもぴったりです。

【住所】横浜市神奈川区西神奈川2-9-11 SustainuS 1F
【電話番号】045-900-2257

エディブルフラワーが買えるお店

  • 自然・偶然
    西湘南で無農薬栽培したエディブルフラワーやハーブを販売。エディブルフラワーは乾燥させたものを中心に取り扱っていて、季節によって(4~6月のみ)はフレッシュなビオラ、アリッサム、フェンネルなども店頭に並びます。
    【住所】中郡二宮町二宮488-8
  • JA湘南 あふり~な伊勢原店
    定番から珍しい品種まで、地元で収穫された種類豊富な野菜、季節を彩る果樹類が人気の直売所。加藤花園のエディブルフラワーを取り扱っていて、鉢植えだけでなく旬の切り花が並ぶこともあります。
    【住所】伊勢原市田中250
    【電話番号】0463-93-8120
  • 加藤花園
    年間で約50種のエディブルフラワーを育てている花農家で、季節ごとに旬なエディブルフラワーを鉢植えで購入できます。対応できない時間帯もあるので、訪問時には事前に電話で問い合わせを。
    【住所】伊勢原市下糟屋860
    【電話番号】0463-93-2572

紹介したお店の近くにある花スポット

エディブルフラワーを食べられるお店、買えるお店の近くにある花スポットに立ち寄って、思いっきり花を楽しんでください。
  • 花菜ガーデン(神奈川県立花と緑のふれあいセンター)【平塚市】
    広大な園内に四季折々の花木や草花があふれる花菜ガーデン。フォトジェニックなバラ園をはじめ、一年を通じて様々な花が見頃を迎えるため、年間パスポートも人気。季節の花々が咲くプロムナードを散策できるだけではありません。緑広がる芝生広場でピクニックをしたり、実りある畑で野菜を収穫してみたり、レストランで特製メニューを味わったり、思い思いの時間を過ごすことができます。園内は3つのゾーンに分かれています。いつ訪れても映える写真が撮れそうなフラワーゾーン、野菜の収穫体験・田植え・稲刈りなどができるアグリゾーン、展示室・実験室・図書室やレストランがあるめぐみの研究棟ゾーンの3つです。子ども用の遊具があり、芝生の広場ではボール遊びもできます。収穫体験などの食育もできるとあって、お子様連れのファミリーにも人気のスポットです。
  • 日比谷花壇大船フラワーセンター【鎌倉市】
    鎌倉市にある植物園「日比谷花壇大船フラワーセンター」。門をくぐるとまず目に留まるのは花いっぱいに装飾された大きな石のモニュメント!園内は色とりどりの花が植わった花壇があり、季節ごとの花々を楽しむことができます。5月上旬~中旬に見頃を迎える「シャクヤク園」は、数万本の花が咲き誇る全国有数の規模。濃淡様々なピンクのシャクヤクが観光客を歓迎してくれます。また、バラ園やツバキ園、ドーナツ型のユニークなグリーンハウスなど、趣向を凝らした多くのエリアがあります。散策に加えて、園内のカフェ「大船カフェ ガーデンテラス」で一休みすることも可能です。ウッドデッキスペースで優雅なランチタイムを過ごすことができるほか、テイクアウトできるジェラートやソフトクリームもあるので、緑が気持ち良い芝生広場でピクニック気分を味わうことができます。
  • 小田原フラワーガーデン【小田原市】
    四季を通じて様々な花が楽しめる植物公園「小田原フラワーガーデン」。メイン施設の「トロピカルドーム温室」ではカラフルな熱帯植物や果樹が栽培されており、南国気分を味わえます。3月~5月に開花する「ヒスイカズラ」は宝石の翡翠のように美しく、神秘的な華に思わずうっとり。見頃の時期には温室内に約300個以上もの花穂が垂れ下がります。テイクアウトカフェ「ハイビスカス」でいただける期間限定商品「翡翠のしずくフロート」も人気です。通常時も種類豊富なトロピカルジュースをいただけるので、南国ムードをもっと満喫したい人におすすめです。屋外には約500本もの梅が観覧できる「渓流の梅園」や春と秋に見頃を迎える「バラ園」、「ハナショウブ池」などがあり、四季折々の花を楽しむことができます。夏季限定の「おどる噴水」は子ども達に大人気!家族と友人と訪れたい自然豊かな公園です。

Column

ほかにもたくさん! 神奈川の花スポット

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県内には魅力的な花を観賞できるスポットがほかにもたくさんあります。見て、味わって、香って、さまざまな楽しみ方ができる魅力的な花が県内各地であなたを待っています。
花スポット一覧をチェックして、季節ごとに美しく咲き誇る花々を見に出かけてみませんか。

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