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秦野の花の名所【歴旅コラム】

秦野の花の名所【歴旅コラム】

神奈川県立秦野戸川公園と水無川河川敷

  • ソメイヨシノ、菜の花、チューリップと風の吊り橋、丹沢の山並みのコラボレーションが素晴らしい(2019年4月撮影)
秦野には花の名所がたくさんあります。なかでも1年を通して様々な花を楽しむことができる名所は、「神奈川県立秦野戸川公園」です。

秦野戸川公園は、丹沢の山々から秦野盆地へと流れる、水無川の豊かな自然を活かして整備された都市公園です。この地域は、古くから丹沢山塊への登山口としても知られ、公園へ訪れる方だけでなく多くの登山客で賑わっています。

また、水無川の両岸を結ぶ「風の吊り橋」は、長さ267m、高さ35mで公園のランドマークとなっています。
  • アジサイと「風の吊り橋」
花の歳時記
ウメ(2月下旬)、カワヅザクラ(3月中旬)、オカメザクラ(3月中旬)、ソメイヨシノ(4月上旬)、チューリップ(4月上旬)、オキナグサ(4月上旬)、ヤエザクラ(4月中旬)、ギョイコウ・ウコンザクラ(4月中旬)、フジ(5月中旬)、アジサイ(6月中旬 ~7月中旬)、ヒマワリ(8月中旬)、コスモス(10月中旬)、ザルギク(11月上旬)、 モミジ(11月中旬~12月上旬)
  • 黄、赤、白、オレンジ、ピンク、5色のザルギクが咲き揃う
秦野戸川公園へのアクセスは、小田急線渋沢駅からバスに乗車、または、小田急線秦野駅から「水無川ハイキングコース」を歩く、の二通りの行き方があります。

ここでは、秦野の花の名所に立ち寄れる「水無川ハイキングコース」のご紹介をします。

このコースは秦野駅を出発して、水無川沿いの遊歩道を歩き、美しい丹沢の山々を満喫しながらいくつもの橋を越えるコースで、歩行者専用の橋である人道橋を含めて14の橋を越えます。目的地までは緩やかな登りが続くものの、遊歩道は整備されているので非常に歩きやすくなっています。

途中、川沿いの訪ねたい花のスポットに人道橋前左側に「カルチャーパーク」があります。カルチャーパークのバラ園(入場無料)には、68種類970株のバラが植えられています。花の見ごろは、5月中旬から6月上旬と、10月中旬から11月上旬の年2回です。

また、途中、堀戸大橋右側の桜土手古墳公園には、「はだの歴史博物館」があります。「桜土手古墳展示館」が、開館30周年を迎えるにあたりリニューアルし、秦野の歴史・文化を紹介する総合的な博物館として、令和2年(2020年)11月1日(日曜)にオープンしました。

堀戸大橋からの遊歩道左右には、春から秋にかけて数多くの野草が見られるので、野草観察しながら歩くのも楽しいでしょう。

行程7.5km、所要時間約2時間で秦野戸川公園に到着します。

コースガイド

秦野駅→(150m、2分)→まほろば大橋→(250m、4分)→秦野橋→(600m、9分)→桜橋→(1000m、18分)→富士見橋→(500m、9分)→カルチャーパーク前人道橋→(500m、8分)→水無瀬橋→(1000m、15分)→堀戸大橋→(1000m、15分)→平和橋→(900m、13分)→鶯橋→(1600m、27分)→風の吊り橋(県立秦野戸川公園)
※歩行時間に関しては、あくまでも目安として参考にしてください。

秦野戸川公園へのアクセス

小田急秦野駅北口より『徒歩』120分(水無川ハイキングコース)
小田急線渋沢駅より『バス』【渋02】「大倉行き」で約15分、終点「大倉」下車
東名高速道路「秦野中井インターチェンジ」より『車』で30分
国道246号線:堀川入口または柳町から車で10分

記事提供:秦野市観光ボランティアの会

(記事公開日:2020/12/18)

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