湯の町 湯河原に咲く桜【花のコラム】
多くの人に愛されている花「桜」。
自生種と園芸品種を含め約600種以上と言われており、我が町内では約20種の桜が各所で私たちに春の訪れを告げてくれます。
今回は、その中のおすすめスポットを紹介します。
■紹介するスポット
千歳川沿い、桜木公園、総合運動公園及び駅前実平像の桜
※本コラムは、かながわガイド協議会構成団体である「湯河原観光ボランティア」より寄稿いただきました。
千歳川沿いの染井吉野と大島桜
静岡県との県境になっている千歳川沿いの一画に、染井吉野と大島桜の並木が有ります。
有志の方々が育てている河原の菜の花群と相まって、その景観はまるで一幅の絵画のよう。
画家平松礼二氏が、湯河原十景で描いた所でもあります。
「桜といえば染井吉野」と言われるくらい綺麗なこの花は、エドヒガンを母に、オオシマザクラを父に産まれた品種です。
江戸時代末期に染井村(現在の東京都豊島区駒込・巣鴨付近)の造園師や植木職人により育成され吉野桜として世に広められたものの、後に吉野山のヤマザクラとは別品種であることから、染井吉野と呼ぶようにしたそうです。
千歳川沿いの道に車を走らせると、車中からも春の訪れを感じる事ができますよ。
【アクセス】JR湯河原駅から徒歩約14分
有志の方々が育てている河原の菜の花群と相まって、その景観はまるで一幅の絵画のよう。
画家平松礼二氏が、湯河原十景で描いた所でもあります。
「桜といえば染井吉野」と言われるくらい綺麗なこの花は、エドヒガンを母に、オオシマザクラを父に産まれた品種です。
江戸時代末期に染井村(現在の東京都豊島区駒込・巣鴨付近)の造園師や植木職人により育成され吉野桜として世に広められたものの、後に吉野山のヤマザクラとは別品種であることから、染井吉野と呼ぶようにしたそうです。
千歳川沿いの道に車を走らせると、車中からも春の訪れを感じる事ができますよ。
【アクセス】JR湯河原駅から徒歩約14分
桜の樹の下で郷土の英雄「土肥実平」を偲ぶ
桜が沢山植えられていることから桜木公園と命名されたといわれる公園があります。
植えられているのは染井吉野。
五所神社から桜木公園まで、源頼朝と郷土の英雄・土肥実平の旗挙げを模した鎌倉武者による武者行列「源頼朝旗挙げ武者行列」が行われます。
治承4年(1180年)8月 源頼朝が五所神社で戦勝祈願を行い、鎌倉を目指しました。
日本の歴史を大きく変えたこの歴史的偉業を支えた郷土の英雄「土肥次郎実平」を讃え偲び、毎年開催されています。
JR湯河原駅はその実平の館が有あった場所に作られており、ロータリーに建立されている実平像の脇には、江戸彼岸桜が春を彩ってお客様をお迎えしています。
【アクセス】JR湯河原駅から徒歩約9分
植えられているのは染井吉野。
五所神社から桜木公園まで、源頼朝と郷土の英雄・土肥実平の旗挙げを模した鎌倉武者による武者行列「源頼朝旗挙げ武者行列」が行われます。
治承4年(1180年)8月 源頼朝が五所神社で戦勝祈願を行い、鎌倉を目指しました。
日本の歴史を大きく変えたこの歴史的偉業を支えた郷土の英雄「土肥次郎実平」を讃え偲び、毎年開催されています。
JR湯河原駅はその実平の館が有あった場所に作られており、ロータリーに建立されている実平像の脇には、江戸彼岸桜が春を彩ってお客様をお迎えしています。
【アクセス】JR湯河原駅から徒歩約9分
総合運動公園の河津桜と紅枝垂れ桜
相模湾・相模灘を一望出来る高台にある総合運動公園(別名:ゆめ公園)にも沢山の桜が植えられています。
特に、河津桜と紅枝垂れ桜がお勧めです。
河津桜は色の濃い早咲きの桜で、染井吉野より一足早く満開となります。
公園の周囲は自然豊かな場所で、多くのメジロが河津桜の花の蜜をついばみに来ます。
我が町のシンボルの木のひとつである桜とシンボルの鳥であるメジロを同時に見ることができる絶好の場所なんですよ。
また、駐車場からグラウンドへの導線上に植えられた枝垂れ桜の樹形が独特の趣を醸しだし、花の美しさと相まって見事な景観が広がっており、ここは湯河原一の桜ビューポイントと言えるでしょう。
【アクセス】JR湯河原駅からタクシーで約8分
特に、河津桜と紅枝垂れ桜がお勧めです。
河津桜は色の濃い早咲きの桜で、染井吉野より一足早く満開となります。
公園の周囲は自然豊かな場所で、多くのメジロが河津桜の花の蜜をついばみに来ます。
我が町のシンボルの木のひとつである桜とシンボルの鳥であるメジロを同時に見ることができる絶好の場所なんですよ。
また、駐車場からグラウンドへの導線上に植えられた枝垂れ桜の樹形が独特の趣を醸しだし、花の美しさと相まって見事な景観が広がっており、ここは湯河原一の桜ビューポイントと言えるでしょう。
【アクセス】JR湯河原駅からタクシーで約8分
写真撮影:湯河原さいとうスタジオ