かながわの名産100選。県内愛されグルメ
東京からほど近い場所にありながら山と海に囲まれた自然豊かな神奈川県には、その土地ならではの食材やご当地グルメがたくさんあります。「かながわの名産100選」は、神奈川県の伝統と風土が生み出した工芸品、加工食品、農林水産物の中から県民や各団体等の推薦を受けて決定した選りすぐりの100品目。ここでは、神奈川県の各エリア別グルメを紹介します。各エリアで愛されているグルメを通して、改めて神奈川県の魅力に触れてみてください。
※各エリア、2選ずつの紹介をしています。
【横浜・川崎エリア】中華まんじゅう
まるで日本ではないような異国情緒ただよう街・横浜。観光地としても人気の横浜中華街には600軒以上のお店が軒を連ね、本格的な中華料理が味わえることでも知られています。伝統を守りながらも現代風にアレンジされた中華菓子や、さまざまな具材を取り入れてお店ごとに異なる味わいを楽しめる中華まんじゅうは、食べ歩きグルメとしてもお土産としてもおすすめ! いろいろなお店を食べ比べて、お気に入りの味を見つけるなんて楽しみ方もありますね。
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皇朝 点心舗 本店
中国料理世界大会の歴代チャンピオンが在籍する皇朝の看板メニューは、天然酵母を自然発酵させた老麺を生地に使った肉まん。本店では早朝から仕込んだ手作り&できたてを提供しています。ほかにも野菜まんや叉焼まんなど食べ歩きにぴったりのメニューが揃います。
<アクセス>
みなとみらい線「元町・中華街駅」または「日本大通り駅」から徒歩約6分 -
重慶飯店 第一売店
重慶飯店自慢の肉まんは、粗めに挽いた国産豚肉にクワイと椎茸を加え、食感のよさが特徴です。少し濃いめに味付けされた餡は醤油ベースで、もっちりした皮を一緒に食べると絶妙な味わい。サイズも種類も豊富な中華まんじゅうをお土産にすれば、きっと喜ばれるはずです。
<アクセス>
みなとみらい線「元町・中華街駅」から徒歩約1分
【横浜・川崎エリア】あなご
神奈川県で獲れる代表的な魚と言えば、東京湾に面した横浜港の生麦・子安地区、柴漁港、金沢漁港などで獲れるマアナゴです。旬は海水がやや温まる6~9月。東京湾は小魚やゴカイ、カニ、エビなどマアナゴの餌が豊富ですが、特にこの時期のあなごは餌をたくさん食べるので、柔らかい身に程よい脂肪がついて身がふっくらと厚くなります。江戸前ブランドとして全国的にも有名な横浜のあなごを、天ぷらに寿司、煮アナゴ、白焼きなど、さまざまな料理で堪能しましょう。
【三浦半島エリア】三崎のまぐろ
全国トップクラスのまぐろの水揚げを誇る三崎港では、メバチマグロを中心にクロマグロやミナミマグロなどさまざまな種類のまぐろが水揚げされます。さらに世界中から遠洋漁業のまぐろ船が集まるので、季節を問わず1日に400本から1000本程度の冷凍まぐろの取引が行われています。船上で-60℃に急速冷凍されるので鮮度が抜群! 頭や内臓など、他の地域では食べられない部位が食べられるのも三崎ならでは。お店ごとに特色あるまぐろ料理はもちろん、新鮮なまぐろを買って家でも楽しんでください。
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港楽亭
三崎ならではのまぐろ料理の一つが「三崎まぐろラーメン」。まぐろの兜(頭)に鶏ガラと豚ガラをブレンドした塩味のまぐろスープに、オイスターソースで味付けした角切りまぐろの餡がかかったまぐろ尽くしの逸品です。漬けまぐろにキムチや牛たたきなどを乗せてピリ辛たれをかけた「港楽丼」もおすすめ!
<アクセス>
京浜急行「三崎口駅」で京急バスに乗り「三崎港バス停」で下車し徒歩約1分 -
うらりマルシェ
獲れたての三浦野菜と三崎まぐろを扱う産直センターで、1階のさかな館で三崎まぐろを購入できます。本まぐろ専門店からまぐろの卵、頭、カマを買えるお店まで、さまざまなお店が並びます。まぐろだけでなく地魚や水産加工品も揃うので、ぜひ立ち寄ってみてください。買った商品は宅急便で発送もできます。
<アクセス>
京浜急行「三崎口駅」で京急バスに乗り「三崎港バス停」で下車し徒歩約3分
【三浦半島エリア】きゃべつ
一年を通して全国で収穫されるキャベツですが、ダイコンと並んで三浦エリアの特産品の一つでもあります。三浦半島の温暖な気候、肥沃な土壌をいかして栽培されるキャベツは、冬でもやわらかい「早春キャベツ」と甘みのある「春キャベツ」があります。どちらも他のキャベツと比べて柔らかく、みずみずしいのが特徴。特に「春キャベツ」は一年の中で最も柔らかく甘いので、火を通さないサラダや浅漬けで食べると、キャベツ本来のおいしさを感じられます。
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味の旬彩 てん心地元産の食材を使用した日本料理を楽しめるお店では、日本料理の職人が手掛ける三浦キャベツを使ったシューアイス「chou chou」が食べられます。食品添加物は不使用。畑に取り残されるキャベツの外葉を活用していてフードロスにもつながっています。
<アクセス>
京浜急行「三崎口駅」で京急バスに乗り「宮田バス停」で下車し徒歩約5分 -
すかなごっそ
全国的に硬く作りやすいキャベツに推移している中で、柔らかくおいしい金系201という品種にこだわり、春キャベツとして栽培しています。5月からの「初恋キャベツ」も甘くておいしいのでおすすめ。葉山牛が買えるお店でもあり希少部位が並ぶこともあるので、ぜひチェックを。
<アクセス>
電車:京浜急行「三崎口駅」で京急バスに乗り「小根岸バス停」で下車し徒歩約2分
車:三浦縦貫道「林IC」から約3分 ※交通渋滞回避のため右折入場はご遠慮ください -
ソレイユの丘
園内にある「シテコベサステナブルファーム」でキャベツをはじめとした野菜の収穫体験ができます。無農薬で野菜を栽培していて、園内で飼育されている動物のフンを利用した堆肥を使った循環型農業を行っています。収穫した野菜はその場で食べることもできます。
※土日祝のみ開催
<アクセス>
電車:京浜急行「三崎口駅」で京急バスに乗り「漆山バス停」で下車し徒歩約15分
車:三浦縦貫道「林IC」を左折、「ソレイユの丘入口」を右折して約2㎞を道なりに進む
【湘南エリア】湘南しらす
相模湾の海岸沿いで温暖な気候とリゾート感がただよう、神奈川県屈指の観光エリアでもある湘南はしらすも有名です。三浦から湯河原の相模湾沿岸で水揚げされ、鮮度が低下しやすいので獲れたその日にしか味わえないのが生しらす。また、ふわっとした食感と味わいが絶品の「釜揚げしらす」や「しらす干し」などの加工品もあり、お土産としても人気です。生しらすと釜揚げしらすの食べ比べなど、湘南エリアだからこその楽しみ方もあります。
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しらす問屋とびっちょ 江の島本店
当日の朝に獲れた鮮度抜群の生しらすのみを提供。そのため臭みなどが一切ない、しらす本来の旨みを味わえます。24cmの大きなどんぶりにたっぷりのしらすを使用した「生しらす丼」のほか、ボリュームと鮮度にこだわったしらす料理が楽しめます。
※不漁時や禁漁期間(1~3月中旬)は提供できません
<アクセス>小田急線「片瀬江ノ島駅」から徒歩約15分
【湘南エリア】湘南ゴールド
湘南ゴールドは神奈川県西部から伊豆半島にかけて、以前から少量栽培されていたゴールデンオレンジ(黄金柑)に、温州みかん(今村温州)を掛け合わせて開発された品種です。大きさは普通のみかんより小ぶりで、表面はレモンのような黄色の果皮ですが、糖度が高く、爽やかな甘みと香りが特徴です。3月上旬から4月上旬に旬を迎え、そのまま食べて香りを堪能するのはもちろん、スイーツやドリンクなどさまざまな商品でもそのおいしさを実感できます。
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メゾンジブレー
小田原の湘南ゴールドを使用し、今まで捨てていた皮を自社で砂糖掛けにして果汁、果肉をすべて使って作ったバターケーキです。丁寧に漬け込んだ自家製湘南ゴールドピールを入れて焼き上げています。皮を捨てずにサイクルさせフードロスを減らしたおいしい銘菓を、ぜひご賞味ください。
<アクセス>
小田急線「中央林間駅」から徒歩約5分 -
オーランジェ・ガルデン
低農薬栽培と有機質の高い肥料を使用するように心掛けて栽培された湘南ゴールドの収穫体験ができます。園内ではなんと食べ放題! もちろん持ち帰り(有料)もできます。相模湾を一望できる絶景の中でのみかん狩りも人気です。
<アクセス>
電車:JR「根府川駅」から徒歩約15分
車:西湘バイパス「石橋IC」から約10分
【丹沢大山エリア】大山豆腐
豆腐づくりに適した水があった、修験者や僧侶による精進料理の下地があった、大山の先導師が拝察や祈祷などを行い初穂料として大豆が多かったことなどが、大山で豆腐づくりが行われた由来と言われています。大山の名水と厳選された大豆とにがりを使用した大山豆腐は水分が多くさっぱりした味わいで、このエリア名物の豆腐料理に欠かせない一品です。
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とうふ処 小川家
大山豆腐の味わいを生かすように調理方法にこだわり、季節を感じられるように旬の素材を使用。季節によってコース料理の内容を変えているので、その季節ごとの味わいを堪能できます。また、豆腐料理は器にもこだわり、舌だけでなく目でも楽しめるのが魅力です。
<アクセス>
電車:小田急線「伊勢原駅」北口より大山ケーブル行きバスで終点「大山ケーブル」からこま参道を徒歩約10分
車:新東名高速道路「伊勢原大山IC」から約10分 -
丹沢大山 五右衛門 本店
おいしい水を求めて丹沢の麓に工場を構え、国産大豆100%を使用し、希少なにがりと複合することにこだわっています。表面は木綿で中は絹の絶妙な食感である「石臼とうふ」や、濃い豆乳をくみ上げて幾重にも重ねた「贅沢なまゆば」が人気です。
<アクセス>
伊勢原大山インターより車で10分 ※駐車場あり(7台) -
東学坊
創業400年の歴史が息づく宿坊でできる大山豆腐作り体験。大豆の攪拌、煮る、搾る、おからと豆乳にわける、固めるといった豆腐作りの一連の流れを見学しながら作業を手伝います。ほかにも「浄書」と「写経」、宿泊明けの人は希望すれば神殿での朝拝にも参列できます。
<アクセス>
電車:小田急線「伊勢原駅」からバスに乗り「あたご滝バス停」から徒歩約3分
車:東名高速道路「厚木IC」「秦野・中井IC」から約30分、小田原厚木道路「伊勢原IC」から約10分
【丹沢大山エリア】秦野そば
県内一の産地・秦野で栽培されている「秦野そば」は、かつてたばこ耕作の裏作として作られていました。秦野の火山灰を含んだ土地から上質なそばが取れたことから、たばことともに秦野の名産になりました。全国名水百選に選ばれた良質な水と厳選された材料を使用した秦野そばは絶品で、そば通の間でも有名です。職人による手打ちのこだわり秦野そばをお店でいただくもよし、お土産にして買って帰れば家でも深みのある香りと甘さのある秦野そばを味わえます。
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丹沢そば本店自ら秦野の地でそばの栽培をしている(3期作)ので、新鮮なそば粉と日本一おいしい名水に選ばれた水を使用した風味と香りが豊かなそばが味わえます。また、丹沢そば農業アカデミーを併設し、6次産業に特化した次世代の新規農家さんを育成しています。
<アクセス>
電車:小田急線「渋沢駅」北口から徒歩約15分
車:東名高速道路「秦野中井IC」から約20分または第二東名高速道路「秦野丹沢SIC」から約10分 -
はだのじばさんず
約600 軒の農家から出荷された新鮮野菜をはじめ、秦野の特産物や色とりどりの花など幅広く取り揃える地元でも人気のお店。秦野そばは、自宅でも気軽に味わえる乾麺タイプが数種類販売されています。併設のジェラートショップもおすすめですよ。
<アクセス>
電車:小田急線「渋沢駅」北口からバスで約10分または小田急線「秦野駅」北口からバスで約15分「土橋」で下車し徒歩約2分
車:東名高速道路「秦野中井IC」から約10分
【相模湖・相模川流域エリア】海老名いちご
海老名市はいちごの栽培が盛んで、共販出荷量は神奈川県一です。現在はとちおとめや紅ほっぺなどが出荷されていて、とろけるような甘さと芳醇な香りが特徴。海老名駅から市道528号線と市道5244号線を南に下った先には複数のいちご農園が集まるストロベリーロードと呼ばれる通りがあり、いちご狩りを楽しめる農園もあります。海老名では海老名いちごを一年中楽しめるように「いちごわいん」をはじめとする商品も開発していて、お土産にもぴったりです。
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LONCAFE 東名高速道路海老名SA上り店日本初のフレンチトースト専門店(本店は江の島)として人気のLONCAFE海老名店では、海老名いちごを使用した「海老名いちごとカスタードクリームのフレンチトースト」が食べられます。テイクアウト用カップでの提供も可能なので、急いでいるときに便利です。
<アクセス>
東名高速道路「海老名SA」上り内 -
御菓子司山口屋毎日いちご農家まで出向いて仕入れた新鮮な海老名いちごを使用。甘さ控えめの餡と一般的ないちご大福よりも柔らかい求肥に包んだ極上のいちご大福が人気です。白あんと小豆あんの2種類があるので食べ比べて、好みに合わせて選んでください。
<アクセス>
電車:JR相模線・小田急線「厚木駅」から徒歩約6分
車:東名高速道路「海老名IC」から約5分
【相模湖・相模川流域エリア】高座豚
飼育の難しさから一度は全滅状態となり幻の豚となった高座豚は、地元の養豚家たちが立ち上がり、試行錯誤の末に新生高座豚として復活させました。一般的な豚肉に比べて肉質がきめ細かく、柔らかく、さらっと溶ける良質な脂質を含んでいるためジューシーな食べ心地を楽しめます。旨み成分である遊離アミノ酸も豊富で、そのまま調理して食べるのはもちろん、ハムやソーセージなどの加工品でも高座豚のもつ豚肉本来のおいしさを実感できます。
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手造りハム 相模原店養豚から製造まで一貫生産。出荷から4~5日の新鮮な豚肉だけでなく、コロッケやメンチカツなどの総菜も人気です。相模原店では高座豚のひき肉をこねて腸詰するウインナー作りが体験できます。出来上がったウインナーはもちろん持ち帰り可能です。
<アクセス>
JR横浜線「淵野辺駅」南口より神奈中バスで「弥栄バス停」下車すぐ
【足柄エリア】足柄牛・相州牛
黒毛和牛とホルスタイン種の交配から生まれた「足柄牛」は、ミネラル豊富な丹沢水系の湧き水と、足柄茶を飼料に加えて育てられたブランド牛。きめ細かい肉質でしっとりした食感が楽しめます。南足柄産ブランド牛である「相州牛」は飼育環境にこだわって南足柄で手間と労力を惜しまずに育てられ、とろけるような甘さの上質な脂と極上の旨み・風味があります。また、出荷頭数が1ヶ月にたったの2頭程で幻とも称される「相州和牛」もあります。
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道の駅足柄・金太郎のふるさと地元生産者から届く新鮮な野菜や果物のほか、足柄茶、足柄牛をテーマに開発したオリジナル商品が多数揃います。足柄牛ステーキは焼く温度にこだわり、しっとりジューシーに。また、斜めにカットすることで肉の繊維が断ち切られ柔らかい食感が楽しめます。
<アクセス>
東名高速道路「大井松田IC」から車で約10分
【足柄エリア】足柄茶
関東大震災の震災復興策として栽培が始まった足柄茶は、箱根丹沢山麓に茶畑が広がっています。昔ながらの普通蒸し製法で澄んだ山吹色“金色透明”の水色が特徴。茶葉品質の目安となる全窒素量を多く含みます。また、旨味成分のアミノ酸が豊富な一方で、渋み成分のタンニンや繊維質が少なく、“味と香りの足柄茶”と評されています。足柄茶を使用したスイーツやアレンジドリンクを楽しめるカフェもあるので、幅広く足柄茶の味を堪能できます。
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緑茶カフェ 茶ぁぼう足柄茶の風味や味、色を感じられるスイーツや料理が味わえます。山北やその周辺地域の産物をおいしく味わえるメニューも開発。緑茶用茶葉から作られた和紅茶、湘南ゴールドの皮を使った緑茶フレーバーティーなど、ひと味違うお茶も楽しめます。
<アクセス>
電車:JR御殿場線「山北駅」から徒歩約8分
車:東名高速道路「大井松田IC」から約15分 -
神奈川県農協茶業センター 足柄茶直売所市場や茶問屋などを通さず、神奈川県下23の荒茶工場から直接仕入れ、隣接する仕上工場で仕上加工・製品化。生産から販売まで一貫システムで安定した高品質なお茶を販売しています。各種のお茶を味わえる試飲コーナーもあり、味を確かめてから購入できます。
<アクセス>
電車:JR御殿場線「谷峨駅」から徒歩約15分
車:東名高速道路「大井松田IC」から約15分 -
足柄茶ラボお茶の手摘み体験を4月中旬から下旬の一番茶摘採前と、茶葉の生育状況を見ながら6月中旬から下旬に不定期で実施。足柄のお茶の魅力を体験する各種ワークショップや講座等を随時開催中!開催日等は公式Facebookページをチェックしてください。
<アクセス>
電車:小田急線「小田原駅」から徒歩約20分
車:小田原厚木道路「荻窪IC」から約5分
※場所の詳細は参加者へ個別にお知らせします
【箱根エリア】相模湾のひもの
多くの魚類が生息する相模湾で獲れた新鮮なアジやカマスなどを使い、小田原や三浦、真鶴などで生産されているのが相模湾のひものです。干してもふっくらと柔らかい身と、魚のおいしさが凝縮されたひものは、お中元やお歳暮などの贈り物としても人気です。季節により魚の種類が異なり、一年を通していろいろな味が楽しめます。魚は刺身で食べるのもおいしいですが、ひものは毎日気軽に食べられるのも魅力のひとつです。相模湾で獲れた魚をぜひひもので味わってみましょう。
【箱根エリア】小田原のかまぼこ
豊富な水揚げを誇る小田原の名産「かまぼこ」は、つやがあり、きめが細かい弾力ある歯ごたえが特徴です。これは、魚の身を水で洗い脂などを取り除く水晒しという工程によるものです。鉄分が少なくカルシウムやマグネシウムが程よく含まれる小田原の地下水がこの水晒しに適しているとか。それぞれのお店で、この伝統の味と技術を守っています。小田原かまぼこ通りという、かまぼこ店が立ち並ぶ通りもあり、漁師町の風情ただようレトロな通りを散策するのもおすすめです。
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えれんなごっそ小田原・箱根の自然が育んだ四季折々の海の幸、山の幸を使ったバイキングレストラン。もちろん、天然素材100%で作られた鈴廣のかまぼこを使った料理も多数! 自然発酵の調味料を使用した、魚本来のおいしさを感じられるかまぼこを堪能できます。
<アクセス>
電車:箱根登山鉄道「風祭駅」から徒歩約2分
車:小田原厚木道路「箱根口IC」から約1分 -
籠淸本店でん粉は一切使用せず、魚のすり身のみを使用したかまぼこは贈り物にもぴったり。特に「鳳凰」は、厳選した生のグチや黒ムツなどの魚を手作業で捌き、自社工場で造り上げた生のすり身を100%使用。熟練の職人が手付けで仕上げた最高級品です。
<アクセス>
電車:小田急線「小田原駅」から徒歩約12分
車:小田原厚木道路「小田原西IC」から約8分 -
鈴廣かまぼこの里かまぼこ・ちくわ手づくり体験教室をはじめ、かまぼこの歴史や栄養のことなどを楽しみながら学べる博物館。体験教室では職人と一緒に、魚のすり身を板や竹の棒につけて、自分だけのオリジナルかまぼこを作れます。ちくわは焼きたてを食べられます。
<アクセス>
電車:箱根登山鉄道「風祭駅」から徒歩約2分
車:小田原厚木道路「箱根口IC」から約1分