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大山寺の伝統行事!年1度の五壇護摩修行

大山寺の伝統行事!年1度の五壇護摩修行

燃ゆる熱き祈り、大山寺の護摩修行

護摩(ごま)は、壇の中の炎の中に護摩木を投じて厄や災いを払い、願望を清めて大願が成就するように
お願いする密教の儀式です。

大山寺では、年に一度(例年2月28日)特別な行事として五壇護摩修行が行われます。
五壇護摩は、五大明王の前に壇を設け、それぞれの壇の前に火炉を置き、乳木などを焚いて本尊に祈ります。智慧の火で煩悩の薪を焚き、無病息災、増益、敬愛などを祈願します。この儀式は遠方からも多くの参詣者が訪れ、終日護摩を焚く火で賑わいます。全国的に見ても五壇で行われる護摩は珍しいものです。

五壇護摩修行は年に1回の特別なイベントですが、通常の護摩祈禱は毎日行われており、どなたでも参加できる貴重な体験です。山深い大山寺の荘厳な雰囲気の中で、心を洗われるひとときをお過ごしください。

日々の喧騒から離れ、護摩の儀式に参加することで心身を浄化し、新たな気持ちで日常に戻ることができます。お寺の厳かな雰囲気とともに、心に平穏と潤いをもたらすこの貴重な機会をぜひお楽しみください。どなたでも参加できるので、気軽にお願いすることができます。

  • 大山寺
    関東三大不動の一つで、「大山のお不動さん」として親しまれており、関東三十六不動の一番札所になっています。奈良東大寺の別当良弁僧正により755年開創。本尊鉄造の不動明王、二童子は国の重要文化財に指定されています。11月には門前の紅葉が色づき、ライトアップも行われ、昼間とは異なる雰囲気を楽しむことができます。
  • 大山阿夫利神社
    2,200年以上前に創建されたと伝えられる大山阿夫利神社は、山岳信仰の対象として知られており縄文土器が発掘されるなど大変歴史が古い神社。中世以降は源頼朝をはじめ、北条氏や徳川氏などの武家の崇敬をうけ、江戸時代に入ると今度は多くの庶民も大山に参拝し行楽を兼ねた旅が広がりました。この様子は「大山詣り」と呼ばれ、日本遺産に認定されています。春は樹齢400年の大山桜、夏は一面に広がる新緑、秋は赤、橙、黄のグラデーションが素晴らしい紅葉、そして冬は目を見張る雪景色など、いつ訪れても四季折々の見どころがあります。大山の山頂に鎮座する本社と中腹に鎮座する下社があり、下社まではケーブルカーで行くことができるため、体力に自信がない方も安心。首都圏とは思えない雄大な景色をぜひ直接ご覧ください。大山阿夫利神社からの眺望は、平成27年(2015年)のミシュラン・グリーンガイド・ジャポンの2つ星を獲得し、国内外から注目されています。

大山寺の伝統行事!年1度の五壇護摩修行

【動画紹介】
2月28日に行われた大山寺の護摩修行の模様をお届けします。動画内で捉えた瞬間は、神聖な儀式の一部ですが、神聖な雰囲気と炎の美しさが織りなす、心洗われる瞬間です。

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