飯山観音・飯山白山森林公園の紹介【歴旅コラム】
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かながわの景勝50選 飯山観音
飯山の里にたたずむ古刹 飯山観音長谷寺は坂東三十三観音霊場の第六番札所で、“飯山の観音さん”または、“縁結びの観音様”と親しまれています。
高野山真言宗の寺院で、お寺の緑起では、奈良時代の神亀2年(725年)に行基菩薩により飯山寺として創建し、大同2年(807年)に弘法密教の道場になったと伝えられています。
飯山観音 観音堂は、18世紀中期に建てられた桁行5間・梁行5間の宝形作りで、堂々とした見事な構えをしています。
ご本尊は、行基菩薩作と伝わる木造十一面観音菩薩立像で、体内には行基自ら手彫りの胎内仏が納められていると伝えられています。
高野山真言宗の寺院で、お寺の緑起では、奈良時代の神亀2年(725年)に行基菩薩により飯山寺として創建し、大同2年(807年)に弘法密教の道場になったと伝えられています。
飯山観音 観音堂は、18世紀中期に建てられた桁行5間・梁行5間の宝形作りで、堂々とした見事な構えをしています。
ご本尊は、行基菩薩作と伝わる木造十一面観音菩薩立像で、体内には行基自ら手彫りの胎内仏が納められていると伝えられています。
飯山観音の銅鍾(神奈川県指定重要文化財)は、嘉吉2年(1442年)飯山の鋳物師清原国光作と伝えられ、今でも除夜の鐘としてまた、正月三が日には、いにしえの音色を伝えてくれます。
観音堂までの長い石段の途中に建つ山門は、三間一戸八脚門の寄棟造りで、両脇間に宝永6年(1709年)に寄進された金剛力士像(阿吽の二王像)を安置しています。
この山門の建築は、中世にさかのぼるともいわれていましたが、令和2年(2020年)に大規模改修が行われ、敷居や柱には接ぎ木などで当時の木材が残されていて、新しい姿で参拝の皆様を迎えてくれます。
飯山観音は飯山白山(標高284m)の東側の中腹にあり、山頂の展望台からは関東平野・相模平野が一望でき、東京・横浜方面の眺望は見事です。
反対の西側は、大山・大山三峰・日向山・鐘ヶ嶽などの山並みの眺めが見事で、白山山頂から西に向かう尾根伝いの散策路は、関東ふれあいの道(順礼峠のみち)を通り、順礼峠・県立七沢森林公園・七沢温泉郷へと続く人気のコースです。
観音堂までの長い石段の途中に建つ山門は、三間一戸八脚門の寄棟造りで、両脇間に宝永6年(1709年)に寄進された金剛力士像(阿吽の二王像)を安置しています。
この山門の建築は、中世にさかのぼるともいわれていましたが、令和2年(2020年)に大規模改修が行われ、敷居や柱には接ぎ木などで当時の木材が残されていて、新しい姿で参拝の皆様を迎えてくれます。
飯山観音は飯山白山(標高284m)の東側の中腹にあり、山頂の展望台からは関東平野・相模平野が一望でき、東京・横浜方面の眺望は見事です。
反対の西側は、大山・大山三峰・日向山・鐘ヶ嶽などの山並みの眺めが見事で、白山山頂から西に向かう尾根伝いの散策路は、関東ふれあいの道(順礼峠のみち)を通り、順礼峠・県立七沢森林公園・七沢温泉郷へと続く人気のコースです。
飯山白山森林公園
飯山白山や、飯山観音に隣接する飯山白山森林公園にはハイキングコースがあり、森林浴などの自然に触れ合うことのできる場所です。
春の桜の季節には、あつぎ飯山桜まつりが盛大に開催され、多くの花見客で賑わいます。11月中旬から 12月中旬まではモミジの紅葉が見事で、紅葉の下を歩くハイキングは心が癒される思いです。また、飯山観音の入り口の庫裡橋横の広場では、秋の花を代表するザルギクが咲き乱れて、訪れる人々を楽しませてくれます。
飯山観音までの交通;
小田急本厚木駅北口からバス 宮ケ瀬・上飯山行き 飯山観音前下車 徒歩10分
記事提供:あつぎ観光ボランティアガイド協会
(記事公開日:2020/11/17)