50万人ともいわれる働き盛りの若者のひきこもりは、8050問題(80代の親が50代の子を扶養する)と呼ばれる日本社会の課題を
さらに難しいものにする可能性があり、緊迫した状況を迎えています。
またスマホが必需品となった生活空間での若者のこころのあり方は、世界中で新しい解釈と対応が必要になっていると認識
されており、過去の常識で生きてきた大人にはより一層分かりにくくなっています。

本講演でお話を伺う斎藤環先生は、日本におけるひきこもり研究の第一人者で、新型うつなど時代の変化に合わせたこころの
対応にいち早く反応、実践されておられる先生です。

また西村秋生先生は、若者のこころの研究をされておられた他、保健行政にも精通、現在では新しい治療法で高い評価を
得ている先生です。現在の日本における若者のこころについて、わたしたちはどのように捉え、行動すべきかを考える際の知識や
ヒントを伺う絶好の機会になります。

ぜひご参加ください!

12:30 開場  13:00 開演
13:10~14:10 斎藤環先生  ご講演
14:10~14:40 西村秋生先生 ご講演
14:40~15:00 休憩
15:00~15:30 パネルディスカッション
15:30~16:00 質疑応答

斎藤環(さいとう たまき)
  筑波大学 名誉教授 医師 医学博士
  ひきこもり研究の第一人者 特に若者のこころの分析について日本でリーダー的存在 
  著書多数の文筆家でもある

西村秋生(にしむら あきお)
  だるまさんクリニック 院長 医師 医学博士
  保健行政から臨床まで幅広い経験を持ち、現在はオープンダイアローグを導入した
  訪問診療を主体とするクリニックを開設