梅の香がただよう季節に合わせ様々な企画を行う「観梅会」開催します。


○行事名:第51回三溪園観梅会
○期 間:2025年29日(日)~3月3日(月)
○時 間:9:00~17:00(最終入園は16:30
○料 金:入園料のみ〔大人900円、こども(小・中学生)200円〕
○内容(予定):
 (1)麦茶の無料接待
 ・日 程|29()33()の土・日・祝日のみ 
 ・時 間|10:0015:30
 ・場 所|初音茶屋
 ・協 力|三溪園ボランティア
 (2)観梅会盆栽展
 ・日 程|29日(日)~16日(日)
 ・時 間|10:0016:00(最終日は15:30まで)
 ・場 所|中央広場
 ・協 力|横浜三溪園皐月会
 (3)俳句大会(第49回三溪園観梅俳句大会)
 ・日 程|223()
 ・時 間|10:30~受付、12:00投句締切、15:30~入賞者の表彰など(予定)
 ・場 所|鶴翔閣
 ・料 金|1,000円(入園料別途)
 ・共 催|横浜俳話会
 (4)お雛様の展示
 ・日 程|26()3月4日(火) 219日(水)に飾り替え
 ・時 間|9:0016:30
 ・場 所|旧矢箆原家住宅
 (5)その他
 イベント期間中は、猿まわし公演なども実施する予定です。
 ・出 演|太郎次郎一門

 【参考資料】

三溪園の梅について  

三溪園は開園以来、梅の名所として親しまれてきました。原三溪は庭園の整備にあたり、渓谷沿いに広がる梅林で有名な奈良の
月ヶ瀬村(日本で初めて大正時代に国の名勝に指定)まで庭師を派遣し、庭園づくりの参考とさせ、明治39年頃から梅の名所と
して知られていた小向(川崎)・杉田(横浜)・蒲田(東京)の梅の木を3年がかりで1,500本移植しました。

現在でも園内にはおよそ500本の梅が咲き、臥竜梅の古木や緑萼梅など珍しい種類の梅が咲きほこります。

麦茶の無料接待について 

外苑の奥にある六角の簡素なあずまや「初音茶屋」では、明治391906)年の開園当時から麦湯や香煎を入れた白湯が常に用意
され、誰もがいつでも自由に飲むことができました。三溪園に2か月余を過ごしたインドの詩聖・タゴールや、園の創設者・
原三溪の長男の友人であった芥川龍之介もここに親しんだことが知られています。この接待は、その後戦争などでいつからか途絶
えましたが、昭和572月に保管されていた茶釜がこれに使われていたものであることが判明し、以来観梅会の期間中には、昔に
ならって茶釜をつるして麦湯をふるまっています。