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【かながわDMO編集コラム】小田原にいた忍者・風魔忍者の魅力をご紹介!

【かながわDMO編集コラム】小田原にいた忍者・風魔忍者の魅力をご紹介!

戦国時代、小田原城を拠点に関東一円を支配したのが、北条氏でした。鎌倉時代の北条氏と区別するため、「後北条氏」とも呼ばれる一族で、五代にわたって関東を支配しました。

そんな北条氏を影から支えたのが、「風魔忍者」と伝えられています。

今回は神奈川に存在したと言われる忍者についてお伝えしていきます。

「風魔忍者」とは

「風魔忍者」は乱破(らっぱ)と呼ばれた忍者集団で、小田原から箱根を本拠地としたといわれています。彼らは特殊な騎馬術に優れ、盗みや敵陣の攪乱を得意とし、北条氏初代・北条早雲に見出されたことで、五代にわたり小田原北条氏のみに仕えました。そして、その頭領は代々「小太郎(こたろう)」の名を受け継ぎました(五代目まで続いたそうです)。

小田原NINJA館でも紹介されている五代目「小太郎」は、身長2mを越え、筋骨隆々、鋭い目つきで八重歯が4本むき出しで、鼻がとても高かった、と伝えられているそうです。めちゃめちゃ強そうですね。古い文献に「風魔忍者」に関する記載は見られますが、その詳細は謎に包まれているのは、さすが忍者です。痕跡を残さないのですね。

北条氏が1590年の豊臣秀吉の小田原征伐で滅びてしまったことで、「風魔忍者」もまた歴史から姿を消してしまいますが、小田原城の敷地内にある「小田原NINJA館」でその魅力に触れることができます。

「風魔忍者」を今に伝える「風魔」を観てきました!

「風魔忍者」の意思を受け継ぎ『NINJA』で小田原の観光を世界にPRすべく結成された忍者殺陣アクション集団「相州乱破衆(そうしゅうらっぱしゅう)・風魔」が神奈川県内を中心にパフォーマンスを披露して、「風魔忍者」の魅力を伝えてくれています。



先日、そんな「風魔」の皆さんのパフォーマンスを少しだけ観に行ってきました。



風魔忍者ショー & 風魔忍者体験 & 風魔忍者リアル忍務ツアー


と題して、風魔忍者と敵対する側の忍びとの殺陣が繰り広げられました。「忍者」といっても真っ黒ではなく、意外とカラフルな衣装で、籠手を着けているのが印象的でした。

刀による殺陣だけではなく、実物の手裏剣を畳に向かって、いくつもの投げ方で突き刺します。けっこう迫力あります。吹き矢のパフォーマンスもありました。

子どもたちもたくさん見守っていたからか、風魔の皆さんもコミカルな動きを挟みつつ、演目が進んでいきます。

そして、いよいよ、小太郎が登場。

実物ほどではありませんが、背は高いです。そして、男の子ならカッコいいと思うような動きです。
最後はバシバシと敵方の忍びを切り伏せて、去っていきました。あっという間の出来事、さすが忍者です。見応えがありました。



「風魔」の皆さんは風魔忍者の本拠地である小田原で風魔忍者を養成し、風魔忍者アクションショーを定期的に開催しています。手裏剣撃ち、吹き矢体験、風魔忍者剣術体験や風魔忍者リアル忍務ツアー、おもてなし風魔忍者なども体験できます。

戦国時代の忍者は、神出鬼没でしたが、「風魔」の皆さんは、次に出没する場所をホームページで教えてくれていますので、気になる方は、次に彼らが行きそうな場所をチェックしてはいかがでしょうか。


風魔忍者出没情報はこちら!


ちなみに小田原城のある小田原駅周辺は、城下町らしいレトロ感があって、町歩きも楽しめます。

ぜひ、小田原まで少し足を伸ばして、歴史を影から見つめてきた忍者の文化に触れてみましょう。




かながわDMOでは、県内各地を巡り、皆様にお楽しみいただけるコンテンツやスポットの情報収集を進めています。この「かながわDMO編集日記」では、皆様にお楽しみいただけるスポットやそれにまつわるエピソードをご紹介してまいります。

次回もお楽しみに!

【参考】
https://odawara-fumaninja.com/

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